弊社は、1928年大阪中之島で創業以来、花卉業界最大手の老舗として今日まで信頼と実績を築き上げてまいりました。
変化の時代を迎えた今日においても、一貫した経営方針のもと、たゆまぬ研究開発を通して、“最高の品質”と“最高のサービス”の提供をモットーに積極的な事業展開を続けております。
今後ますます、多様化するライフスタイルの中にも“花と緑のある心豊かな生活を広めたい”との社会的な使命感をもって常に業界をリードし、かわらぬ“よさ”と“信頼”を積み重ねるようより一層努力をしてまいります。
創業 | 1928年6月3日 |
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設立 | 1954年3月5日 |
資本金 | 5,000万円 |
代表者 | 代表取締役会長 佐藤 勉 代表取締役社長 佐藤 大輔 |
従業員数 | 137名 |
事業内容 | 各ホテルの婚礼装花全般 冠婚葬祭及びフラワーギフト販売 ホテル・百貨店等の直営店頭販売 各種イベント会場・劇場・ホールにおけるフラワー装飾 造園の設計及び施工と園芸関連商品の販売及び園芸装飾 その他、花に関する販売・イベント・ディスプレイの 企画、製作、実施 |
事業所 | 本社営業事務センター 中之島本店 本社売店 帝国ホテル店 ヒルトンプラザ店 ウェスティンホテル大阪店 大丸梅田店 大丸心斎橋店 S-fle'(阪神百貨店) CHOOTOM/LUCUA 1100 千里店 Petit Satoh(みのおキューズモール) アルカンシエルリュクス名古屋装花室 アルカンシエルリュクス大阪装花室 ルセンティフォーリア大阪装花室 アイネスヴィラノッツェ泉佐野装花室 アイネスヴィラノッツェ大阪装花室 造園設計事務所 サービスセンター プランニングルーム |
昭和3(1928)年、大阪・宗是町(中之島)に西日本初の洋花店が誕生しました。
現在のサトウ花店の前身である「佐藤洋花店(サトウヨウカテン)」です。
当時としては斬新な西洋式のフラワーデザインは、またたく間に関西のセレブリティたちの心を捉え、現在のような花贈りのスタイルが定着したのです。
花に対する情熱は大変なものだった。当時、欧米式のライフスタイルが普及する中で、バラや蘭といった華やかな洋花を次々紹介。
また抜群のカラーセンスによるアレンジ、花の鮮度を保つためのキーパーや保冷車の開発と、現在のフローリストの基礎を築いた先駆者。
1928年 6月 | 「佐藤洋花店」として発足 |
7月 | 阪大病院内に売店開設 |
1946年11月 | 阪大病院内売店を病院前に移転し支店に昇格 |
1953年 | 全国有力同業者に協力して日本生花商通信配達協会 (J.F.T.D)設立 |
1954年 3月 | 資本金 20万円 「株式会社 サトウ花店」と改称 |
1963年 5月 | FLORISTS' TRANSWORLD DELIIVERY ASSOCIATION (F.T.D)(本部米国ミシガン州デトロイト)に加盟 |
1964年 4月 | 資本金 80万円に増資 |
1967年 4月 | 資本金 200万円に増資 |
1968年10月 | 住友病院店開設 ホテルプラザ店開設 |
1970年 3月 | 千里店開設 |
1970年 4月 | 資本金 320万円に増資 |
1970年11月 | 造園部を改組分離サトウ造園設立 |
1973年12月 | 資本金 800万円に増資 |
1974年 6月 | 資本金 1,600万円に増資 |
1976年 4月 | 大阪第一ホテル店開設 |
1978年 3月 | 資本金 2,400万円に増資 |
1978年10月 | 阪神店を阪神百貨店内に開設 |
1980年12月 | 資本金5,000万円に増資 |
1983年 5月 | 大阪ターミナルホテル店(現:ホテルグランヴィア大阪店)を開設 大丸店を大丸百貨店梅田店内に開設 |
1986年 9月 | 大阪ヒルトンホテル店を開設 |
1990年 | 花博参加(特別賞受賞) |
1993年 6月 | ウェスティンホテル店を開設 |
1993年11月 | リーガロイヤルホテル堺店開設 |
1996年 3月 | 帝国ホテル大阪店を開設 |
2005年 9月 | アルカンシエルベリテ大阪装花室を開設 |
2007年 3月 | 茨木彩都店を開設 |
2007年10月 | アイネスヴィラノッツェ泉佐野装花室を開設 |
2008年10月 | アルカンシエル横浜装花室を開設 サンケイブリーゼ店を開設 |
2008年11月 | ラヴィマーナ神戸装花室を開設 |
2010年 3月 | ル・センティフォーリア装花室を開設 |
2010年 4月 | アルカンシエルluxe mariage名古屋装花室を開設 |
2011年 5月 | JR大阪三越伊勢丹内にフラチュールを開設 |
2011年 7月 | デュー阪急山田店を開設 |
2014年 9月 | アルカンシエルluxe mariage大阪装花室を開設 |
2015年 3月 | 阪神百貨店1F(スフレ店)を開設 |
2015年 9月 | ルクア イーレ1F(チュートム店)を開設 ル・センティフォーリア大阪装花室を開設 アイネスヴィラノッツェ大阪装花室を開設 |
2016年 4月 | リッツカールトン大阪 装飾事業部を開設 |
2018年10月 | 東京法人営業本部(中央区八重洲)を開設 |
2019年 9月 | 大丸心斎橋店南館1Fを開設 |
2021年 9月 | 阪急オアシス本山南店(itsumo店)を開設 |
2024年 3月 | みのおキューズモール STATION 1棟 2階(Petit Satoh店)を開設 |
サトウ花店では、お花にかかわるブライダル装飾、展示会装飾、イベント設営、ガーデン設営を行っております。 そのほか各イベントへの参加も積極的に行っております。
2001年3月に大阪の此花区にテーマパーク「ユニバーサルスタジオジャパン」がオープン、プレオープンのオープニングパーティの装飾を担当いたしました。テーマパークのイメージに合わせてデザインし、各アトラクションのイメージも取り入れて、大きな地球儀を作ったり、ジャングルの雰囲気の料理テーブル装花、ニューヨークのイメージの料理テーブル装花を設営いたしました。
設営当日は、3月の終わりにもかかわらず雪の降る空模様で凍える中の設営作業でしたが、サトウ花店のスタッフ40名あまりでチーム分けしニューヨークエリアの装飾をいたしました。現在では世界を代表するパークのオープニングに携わることができてスタッフ全員感動しました。
高層ビルのテラスのガーデンを設営いたしました。日本庭園タイプの設営です。緑の少なくなった都会の中の癒しの空間設営は重要な役割をもっています。緑あふれ季節の花が咲き乱れる空間は都会の中では貴重な場所になり、ほっとする憩いの場所になります。
日本人にもっとも愛される日本庭園は樹木も大事な要素ですが、枯山水や太鼓橋などの水をイメージする風景をつくることでより癒される庭園になっていきます。洋風の庭園などでは噴水や滝を設置することでより雰囲気のある癒し空間になります。
大阪のメインストリート御堂筋の大阪市役所前から千日前通の約3.0kmを舞台として、大阪を代表するお祭り「御堂筋パレード」が毎年10月に行われておりました。
1999年10月10日に行われた御堂筋パレードに「大阪鶴見花市場」様のフロート出展参加に伴いパレードカー(花車)の装飾をサトウ花店が受け持ち参加しました。オリエンタルリリーを中心にヒマワリ、デルフィニュームなどいろいろな花で飾りつけ御堂筋をゆっくりとパレードしました。このフロートは1999年度のフロート部門のグランプリを受賞することが出来ました。
1990年4月から9月までの間、現在の鶴見緑地で、大阪市の市政400年を記念して「The International Garden and GreeneryExhibition Osaka Japan.1990」花の万博が開かれました。 サトウ花店は『生活空間を飾る季節の花』をメインテーマに設定し、出展テーマを「わが国で園芸生産された世界に誇る日本のすばらしい花を世界中の園芸家にアピールしたい」とし、日本国内の四季折々に、園芸生産される“花卉”をより美しく展示しました 。
国際展示「水の館」で園芸家が容易に理解できるように、花そのものを“ありのままに”、“園芸的に解りやすく”、“花の持つ美しさ”を専門的にデザインし展示しました。期間中の展示はすべてコンテストとなっており、サトウ花店のブースのすべての展示でデザイン性、品質、管理などで高い評価を頂き金賞10個を含み40個あまりの賞を頂くことが出来ました。
「お別れ会」「偲ぶ会」での生花祭壇の設営を行っています。写真の装花は幅14m高さ3mで、胡蝶蘭・オリエンタルリリー・トルコキキョウなどの花材を使用しています。ほかに献花、受付装花、経歴写真パネルなどを、深夜作業で設営いたしました。
社葬規模の設営から小規模の個人のご法要まで、デザインから提案書作成・設営を行っております。
私たち「サトウ花店」は、創業以来発祥の地「大阪」を最重要拠点とし、活動を広げてまいりました。 一般的な認識における「企業の社会的責任」の範囲にとどまらず、「地域・業界に貢献できる企業活動そのもの」に重点を置き、各種活動を展開しています。
本社を中心とした大阪市福島区福島(現本社~旧本社跡地周辺)の清掃活動は、CSR活動の第一歩として、行われています。
開始当初と比べると、近隣企業やテナントも同様の活動を始めるようになり、「みんなの町をキレイに」という心がしっかり芽生えたように思います。
これを機会に各拠点周辺での活動も今後計画予定として挙がっています。
私たちの生活を彩り、潤いを与えてくれる花たち。
いつもそばにいて、精一杯咲いてくれる花に「きれいな花を見せてくれてありがとう。」と想う気持ちは、今も昔も変わりません。
花塚は、先人達の花に対する言い表せないほどの感謝の気持ちが集まった場所です。
私たちサトウ花店は、これからも花を愛する気持ちと感謝の気持ちを忘れないフローリストを心がけるために花塚(大阪市阿倍野区・四天王寺境内)の清掃・維持を行っています。
創業者・佐藤 巍の「花のある潤いに満ちた生活、人生を一人でも多くの人に届けたい」というスピリットは、今も脈々とスタッフに受け継がれ、多種多様なライフスタイルに合わせたデザイン、新しい刺激を与え続けるデザインを次々に産み出し続けています。
ジェネラルデザイナー
顧問
高橋 典子
サトウ花店に入社以来、フローリストとしての道を究めるべく資格を取得し、自らデザインを学び、今のサトウ花店のデザインの基礎を完成させる。各コンテストでも上位を取るなどの実力の持ち主。
丁寧で繊細なデザインは花の魅力を数倍にして表現、カラーリストの資格も取得し花の色使いでも極めていて、あらゆるお客様の要望に対応することが出来る。
作品の作成と同時に、自ら学んだデザインを意欲的にスタッフに指導し、小売、ホテル装飾、ブライダル、パンフレット制作監修など、幅広く顧問として活躍中。また、アレンジ教室でも講師を務めているが、その人気は高い。
1968年 | 株式会社サトウ花店 入社 |
1984年 | 一級技能検定フラワー装飾技能士 資格取得(国家検定) |
1985年 | (社)日本フラワーデザイナー協会1級 資格取得 花のサトウ・グループ デザイン部門 統括指導 |
1988年 | 第36回(社)JFTD全国フラワーデザイン競技会(京都大会)入賞 JFTD賞・京都市長賞・FTD会長イエローリボン賞 (財)国際花と緑の博覧会協会会長賞 |
1989年 | 第37回 (社)JFTD全国フラワーデザイン競技会(東京大会)入賞 JFTD会長賞・東京都議会議長賞・オランダ花卉園芸協会会長賞 |
1991年 | 第39回 (社)JFTD全国フラワーデザイン競技会(四国大会)入賞 JFTD会長賞・(社)NFD理事長賞 1993年度ワールドカップ日本代表選考会出場 フランスにて "花キューピット"カレンダー用装花作成・撮影の為 渡欧 |
1992年 | 第40回 (社)JFTD全国フラワーデザイン競技会(宮城大会)入賞 (近畿ブロック予選代表) 入賞 |
1996年 | ブラッシングブライドの生産地調査の為 オーストラリアへ渡航 |
1997年 | 米国へブライダル事情の視察 (L.A、サンフランシスコ、ラスベガス他) |
1998年 | BIA[(社)ブライダル事業振興協会]講師 |
1999年 | BIA[(社)ブライダル事業振興協会]講師 |
2001年 | ナチュラルカラーリスト花まんだら彩師 資格取得 |
2010年 | 弊社執行役員に就任 |
クリエイティブデザイナー
取締役中之島本店 店長
津山 ひとみ
花が大好きで、お花の仕事に携わりたい思いでサトウ花店に入社。ヨーロピアンデザインに衝撃を受け、独学でフラワーデザインの勉強を始め、当時の師であるジェネラルデザイナー高橋と共にサトウ花店を代表して、コンテストに参加。
デザインスタイルは高橋と共通し、常にお客様の要望を形にすることを心がけているためあらゆるデザインをこなし、トータル的なデザインを得意とする。また、新しいことにも臆せずチャレンジする精神の持ち主でもある。
1985年 | 株式会社サトウ花店 入社 |
1995年 | 二級技能検定フラワー装飾技能士 資格取得(国家検定) |
1996年 | 「テレビチャンピオン」(テレビ東京系)お花屋さん選手権出場 |
2001年 | USJグランドオープニング・プレスパーティー装飾担当 |
2004年 | ヒルトンウェストオープニング装飾統括デザイン |
2021年 | 弊社執行役員に就任(中之島本店 店長兼務) |
2022年 | 弊社取締役に就任(中之島本店 店長兼務) |
関西大学工学部 建築学科を卒業。 ハウスメーカー 営業職を経て、 |
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2011年3月 | 株式会社サトウ花店 入社 |
~2011年12月 | 各店にて研修 |
2012年1月 | 営業部配属 |
2016年4月 | 執行役員 (営業・造園部担当)に就任。 |
2018年6月 | 常務取締役(営業・造園部担当)に就任。 |
2021年10月 | 専務取締役(営業・造園部担当)を経て、 |
2023年6月 | 代表取締役社長に就任。 |
1963年大阪府立大学農短部を卒業。
東京の花店で技術と営業を学び、
1965 年サトウ花店に入社。
営業部長を経て 取締役専務に就任し
営業の基礎を作る。
2003年(社)JFTD会長と
(協)花キューピット会長を務める。
2006年4月代表取締役社長に就任し
以降数々の改革を意欲的に行い、
2023年6月代表取締役会長に就任。
<サトウ花店の歩み>
サトウ花店は1928年(昭和3年)、創業者佐藤巍(サトウタカシ)が西日本初の洋花店として創業を始めました。当時は「佐藤洋花店(サトウヨウカテン)」の名前で大阪市宗是町(現在の大阪市北区中之島)に店をかまえ、バラやカーネーション、洋蘭をはじめ、現在ではよく見かける「ベコニア」の鉢植えといった日本人にはまだ馴染みの薄かった洋花を紹介、斬新な西洋式のフラワーデザインを提案するなど花の魅力と存在を広めていきました。また花の鮮度を保つための設備の開発にもかかわりました。より良い状態で商品を提供できる環境づくりを目指し、花の保冷庫(ストッカー)や配送用の保冷車の基礎を開発するなど、現在のフローリストにとって欠かせない設備も数多く手がけたのです。と同時に冠婚葬祭用の花の装飾やギフトの開発に取り組み商品化してまいりました。
これからの社会には人々に癒しと安らぎを与えてくれる「自然」-「花や緑」の力が必要不可欠のものであるという事を一人でも多くの方々に知っていただきたいとの願いから、当社では創業当初からこのように様々な取り組みを行って参りました。
<これからのサトウ花店>
常により新しい商品やスタイルを広め、そしてどの場面にも花の存在を残していきたいという創業者の 精神は現在も変わらず受け継がれ、ブライダル、ギフト、緑化事業などのあらゆる部門で新しい企画、 提案、商品をお届けし、お客様に心からよろこんでいただけることを企業理念として、日々チャレンジを続けております。 「花」とは自然をより身近に感じさせ、人の心を安らげてくれる贈り物です。枠にとらわれず、贈られる方のイメージを表現し、贈る方の気持ちを伝えてくれるものとして、お客様の生活と共にあって欲しい。様々なスタイルやシーンを演出してくれる花だからこそ、大切にしていきたい。それがわたしたちサトウ花店の信念です。これからも日々そのことを意識しながら作品を作り上げ、責任を持ってお客様にお届けしていく。そしてスタッフ一人一人が培ってきた「クオリティ」を附加することで花卉業界ナンバーワンを目指し、業界のトップブランドであることを堅持し続けます。